相変わらずの通勤用としてはもちろん、最近はプライベートでも穿いているので週7日、足を通す事もあるへヴィードゥーティージーンズとなっているフルカウント1109XX。
前回の色落ち日記が6月。それから4ヶ月が経ちましたが、7月~9月下旬は穿き込みを中断していたので実質で7ヶ月といったところ。
秋に入って15.5オンスの厚めの生地もガンガン穿き込める気温になってきましたし、穿く機会が増える分だけ、身体にもしっかり馴染んでお気に入り度も急上昇。
そんな穿き込み7ヶ月目の色落ち日記です。
前回の色落ち日記はコチラ↓
前回の色落ち日記から2ヵ月。これまで通り、通勤用で週5日、雨でもガンガン穿いていますが、いつのまにか穿き込み開始から5ヵ月が経っていました。梅雨入りする前にここら辺で洗濯しておこうと思います。前回の色落ち日記はこちらから↓[…]
まずは全体像から
順調に色落ちは進行しています。
15.5オンスの厚みのある生地らしい太めのヒゲが形成されて、全体的にレプリカジーンズらしい表情になってきました。
最初は黒っぽかった生地の色味が前回の洗濯で青みが強くなったのも好印象。
ただフルカウントはもっと優しい色落ちだと思っていましたが、なかなかどうして荒々しい感じ。穿き方のせいか、XX生地のせいか・・・
まぁこれはこれで気に入っています。
バックショットはこんな感じ。
ハチノスは私がこれまで穿いたジーンズのなかでは1番と言っていいほどキレイに出ています。
ワタリから膝部分までを絞り込んでいる1109の独特なシルエットのおかげでしょうね。私自身はあんまりくっきりハチノスがつき過ぎるのは好みではないんですが。
バックショットでもレプリカジーンズらしい迫力が感じられます。
そのほかの詳細
●左前
ヒゲの色落ちも自然ですし、フロントボタンのアタリも出てきていい雰囲気になってきました。
懸念事項だったポケットのステッチ解れは少しずつ進行中。最近は指に引っ掛かったりもするので改善策を思案中。切ってしまった方がすっきりするかな。
●右前
コインポケットを横断するように伸びるヒゲ。個人的につぼです笑
トップのボタンホールにも少しダメージが出てきました。いまのところ様子見ですね。
●タテ落ち具合
「小雨が降る」とも表現されるフルカウントのタテ落ち。
やっぱりいいです。わざとらしくならないギリギリのラインといったイメージ。
更に色落ちが進んだときに「全体に馴染む」のか「タテ落ちがもっと目立つ」のか、それも今後の楽しみです。
●右後
革パッチにも赤タブにも大きな変化は見られません。
右ポケットには車のキーを入れることが多いので、うっすらアタリがつき始めています。
これまでここの破れがよくあったので、携帯も入れないようにしていたんですが・・・ポケットだけが白くならない為にも、もう少し注意が必要かもしれませんね。
●左後
何にも入れない左ポケット。なのにステッチの切れが見られます。
まぁ実用上問題は無いですし、綿糸縫製らしいエイジングだと思うとそれもまたオツかなと。
バックヨークのアタリも迫力が出てきました。
●ベルトループ
通勤にはリュックを使用しているので、どうしても擦れる事が多いベルトループ。
厚みがしっかりしているのでまだまだ切れる事はないと思っていますが、他の部分に比べると早めにダメージが出てきています。
●ハチノス
ハチノスのアップを。
色落ち加工ジーンズだと、ここが実際のシワとズレて非常にかっこ悪い事になるんですが、リジッドからの穿き込みではそんな心配は皆無。
細身のジーンズらしく、しっかりめのハチノスが形成されています。
●裾のアタリ
チェーンステッチならではのアタリ。ですが、それより綿糸の色味が抜け始めて雰囲気が出てきました。
とはいえ内側なんで完全に自己満足の世界ですが笑
まとめ
前回と撮影時間の違いから色味は違って見えますが、自分の中ではこの2ヶ月で大きく色落ちが進行した印象があるフルカウント1109xx。
特濃インディゴとはいえ、そこはフルカウント、早めに経年変化が楽しめそうです。
色落ちと同時にベルトループやボタンホールなど、ダメージが出てきた箇所もチラホラ見受けられるようになってきました。
まだまだリペアに出すほどではないんですが、強度的にこれからの穿き込みに少々不安を感じる今日この頃。
最後は着画です。太陽の下ではキレイな青に見えていい感じ。それではまた。
with Redwing 9014 Beckman