朝晩の寒暖差に花粉症、仕事は新年度への準備やらで大忙し。もう体力も気力もギリギリです。
暖かくなってきたとはいえ、朝はまだまだ寒さを感じる日もあって、ブーツの季節は続いています。
毎年、足元のお気に入りたちに元気をもらいつつ、何とかやり過ごす3月。
そんな今月のエイジングレポートです。
Redwing 8111 ironranger/レッドウィングアイアンレンジ
エイジングレポートの常連、アイアンレンジ。
履き皴クッキリの濃淡マシマシで、すっかりワークブーツの貫禄です。
雨の日以外は履くのをためらわないお気軽ブーツです。
時間のない朝の支度もスピードフック仕様は大きな味方。通勤もプライベートも大活躍中。
私が所有しているのは旧仕様。ソールは凹凸のないコルクソールです。
多少滑りやすい側面もありますが、土汚れが入り込まないというメリットもあります。
ベックマンよりハーフサイズ大きいのもあって、購入当初はガバガバ。一時は買い直しも考えたほどでした。
面白いもので、今ではゆったりながらも「ジャストサイズ」と思えるほど、私の足に馴染んでいます。
靴下の種類、足の状態、歩く距離・・・
そういった事を考えずに履けるお気楽ブーツは、私の中では超貴重です。
春になろうが、まだまだ活躍してもらいます。
Redwing 9875 custom/レッドウィング アイリッシュセッタ- カスタム
小雨予報の日にも登板してもらう、アイリッシュセッター改。
犬の散歩のときも履いたりと、現在我が家で一番雑な扱いを受けています。
このブーツには今もサイズ調整インソールを使用しています。
トラクショントレッドソールのクッション性と相まって、スニーカーのような履き心地。
横から見ると、ソールの踵部分はかなり減ってきていますね。そろそろ交換時期かも。
さてどんなソールにするかな。
雰囲気を変えないビブラムのクリスティソールか、ラグソールでタフな見た目にチャレンジするか…
色々と想像しているのも楽しい時間です。
Redwing 9091 Girard boot / レッドウィング ジラードブーツ
購入当初から、このドレッシーな見た目でお気に入りとなったジラードブーツ。
実はあんまり登板数が増えていません。
というのも、9つのアイレットに紐を通すのが結構手間なんですよね…
仕事用にも使えるほどスマートな靴でありながら、仕事の朝には履きたくない面倒さ。
そんな感じで結局は休日専用になっています。
Redwingらしからぬスマートさがこのブーツの魅力。春でも暑苦しく見えないと信じています笑
大人っぽくセクシーなRedwing。
個人的にはベックマンに負けない傑作ブーツだと思っています。
Redwing 877 /レッドウィング 8インチ アイリッシュセッタ-
この冬は意識して多く履いてきたアイリッシュセッター。
さすがに8inchはそろそろ履き納めでしょうか。
ベックマンやアイアンレンジに慣れ切った私にとって、8inchブーツを履く日は気合が必要です。
前日の夜、ブーツを玄関に準備しておいて、起きる時間はいつもの3分前。
タンを折り畳みながらこれだけのアイレット数を縛っていくのは、思っていたより時間がかかるんですよね笑
購入してからは週に1度か2度の登板をつづけてきましたが、写真でわかる程エイジングは進みませんでした。
実際に見てみると、革の色味に濃淡が出てきたり小傷が付いたりと、少しずつ成長してきているんですが。
やっぱり8inchはバランスが良いんですよね。
今でこそ875が「定番です」って顔をしていますが、そもそもはこの877の派生。
オリジナルのカッコよさを実感しています。
Crockett&Jones Coniston/ クロケットアンドジョーンズ コニストン
私の超お気に入り、クロケットのコニストン。
柔らかいシボ革に、この茶色のグラデーション・・・まるで絵画のような美しさを感じます。
お気に入り過ぎて、雨の日はもちろん、雨上がりも泥はねが気になって履かず、車を運転する日はペダルでキズが付きそうなので履かず…
と、一向に出番が増えていません笑
もともとはカントリーブーツ、タフな造りであることも分かってはいるんですが。
履き心地もワークブーツとは一線を画すもの。
インソールは軽くアーチサポート状になっていて、最初からフィット感が違います。
アッパーの柔らかさや、私にあったワイズEという事も手伝って、これ以上ない最高の履き心地。
コニストンは「丸みがあるカジュアルなラスト」と言われていますが、それはドレスシューズの目線で持た場合の話。
ワークブーツファンからすれば十分スタイリッシュで、色気すら感じられるシルエットです。
逆にこれ以上シュッとすればジーンズに合わなくなりそう。
絶賛ばかりしてきましたが、それぐらいのお気に入りブーツ。
唯一弱点があるとすればこの「安っぽいシューレース」です。どうしてこんなカサカサなのか。
まぁ、消耗品ですからね。そのうち交換するつもり。
まとめ
4月に入れば、また一段と暖かくなって、花粉の飛散はスギからヒノキへと移り変わっていきます。
どちらにも反応する私には関係ありませんが…泣
履物もブーツだけではなく短靴にも出番が回ってきますからね~、そろそろ準備しとかないと。ワクワク。
ブーツの季節が終わる寂しさもありますが、一部のワークブーツは一年中履きますし、春は春で、短靴の経年変化も楽しめます。
これからも気楽に自由に。それではまた。