11月に入ってもしばらくは暖かい日が続いていましたが、中旬ぐらいから一気に冷えましたね。
街中でもブーツ姿を見る機会が増えてきました。感覚で言うとドクターマーチンを履いておられる方が多いでしょうか…
まぁ…都会に遊びに行けばもっといろんなブーツも見られるんでしょうけど、決まった時間の通勤電車ですからね、シカタナイ。
自分で履くのも、誰かが履いているのを見るのも同じくらい好きなんですよね。ぜひ皆様もお出かけの際はブーツ着用を!笑
そんな今月のエイジングレポートです。
Wolverine 1000mile boot/ウルヴァリン1000マイル
真冬は履くことがないウルヴァリンの1000マイルブーツです。
どうもアスファルトの冷たさが直に伝わるような気がして…シングルレザーソールだからでしょうか。
今シーズンの履き納めのつもりで。
今年も着用10回未満という生粋の箱入り娘。
ワークなエイジングはRedwingに任せて、いつまでも美しくあってほしいと思うブーツです。
初めて買った本格的なブーツで、これを履いて彼女に会いに行ったのが昨日の事のようです。ちなみに今は毎晩目の前でビールを飲んでおりますが…笑
購入当初はもう少し赤かったような気がします。少しずつ、本当に少しずつですが、変化は起こっているんでしょうね。
履き心地は相変わらずの心地よさ。少し歩けばアッパーが体温で溶けるように足に馴染む感覚。
このジャストフィット感で、US7.5Dがサイズ選びの基準になっていましたが、他のメーカーと比べると少し緩めの類。最近はUS8を選ぶことが多いかも。
ここぞという時に…と温存してたらほかのブーツがどんどん増えてしまい、結局履いた回数はそれほど多くありません。
もっとも古い付き合いになるブーツですが、何年先も同じように初心を思い出させてくれる、そういうポジションとして付き合っていこうと思います。
Redwing 9014 beckman/レッドウィング ベックマン
夏にも数回履いていましたが、やはりこの季節の方が出番が増える黒ベックマン9014。
通勤にも履きますし、もちろんプライベートでも履いています。
我が家で唯一シューツリーを入れて保管しているRedwingのブーツです。
ガンガン履いてワークブーツらしいエイジングを目指すもう1足のベックマン9411とは違い、ドレッシーさを失わないように丁寧に扱っています。
トゥ部分の削れもありましたがハーフソール交換で完全復活。今シーズンも第一線で活躍してくれそうです。
変化が分かりにくい黒。保管はシューツリー付き。履く度にブラッシング…
そんな過保護な飼い主のせいで、アッパーは新品時より確実に輝きを増しています。
ベックマンの後継が出るという噂もありましたが最近はトンと話を聞きません。6インチのプレーントゥではなくても、フェザーストーンレザーが復活してくれれば嬉しいんですが…
扱い方で実際にエイジングにどんな影響があるのか、雑に履いているもう一つのベックマンとの差が出るのが楽しみです。
Redwing 8111 ironranger/レッドウィングアイアンレンジ
寒くなって靴下は厚手のものが重宝する季節。少し余裕のあるアイアンレンジのフィット感も向上して出番が増え気味。
小傷がついたり、表面が乾いて見えたり、実にワークブーツらしく育っています。
今シーズンのフルメンテはしない事に決めてますので、もっともっと過激にエイジングしてくれて全然OKな気持ち。
夏場も通勤のローテーションを守り続ける相棒ですが、やはりこのボリューム感がカッコ良く映るのは冬場でしょう。
ちょっと綺麗目なニットを足元でヤレたブーツが支える、そんなバランスが個人的には大好きです。
日光に当たるとヤレ感が更に強調されますね。
まだまだカッコ良く変化してくれるはず。履き続けるのみです。
Redwing 877 /レッドウィング 8インチ アイリッシュセッタ-
いよいよ8インチのブーツも本格的に履ける気温になりました。
履き脱ぎに時間がかかるので平日はちょっとしんどいですが、できるだけ履いてエイジングを進めたい一足です。
「ブーツの基本は8インチ」なんて聞いたことがありますが、なるほど、納得のバランスです。
シャフトに現れる履きシワが堪らないんですよね。
足首までがっちりホールドされていますが、トラクショントレッドソールのおかげか、柔らかい履き心地で意外と歩きやすかったりします。
定番の良さが極まったブーツ。レッドウィングの魂に触れられる感覚すらあります。爺さんになっても履いていたいと思う今日この頃。
Danner field black/ダナーフィールド
雨と言えばダナー。
と言いつつ、シューズクローゼットに入れずに玄関隅でいつも待機させて、寝坊した日なんかは晴れていても普通に履いています。
まるでスニーカーのよう、というのは本格ブーツにとって誉め言葉なのか分かりませんが、とにかく楽な履き心地。それでいて超絶タフ。傷がつくのも怖くないですし、つい出番が増えてしまいますね~。
黒というのもあるんですがエイジングで印象がガラッと変わる事はありません。
それでも、履きシワがついてアッパーに凹凸が現れると「ワークブーツ」らしさが滲み出てきます。
もう一度最初からブーツを買い集める事になれば、とりあえずこのブーツはリストアップするでしょうね。そのぐらい満足度の高いダナーフィールド。
まだあと何年も足元を支えてもらうつもりです。
まとめ
寒い。ここ数日は本当に寒いですね。秋が暖かかった分、身体も心の準備もできてなかったのかもしれません。
ブーツを履いてお出かけしたいところですが、平日は仕事、休日はこたつでマッタリ、というのが最近のルーティンになっていますね笑
さぁ今年もあと1ヵ月。
大掃除に年末調整、クリスマスに妻の誕生日。車検に正月の準備も重なる、バタバタの師走へ突入しました。それでもなんだか楽しい気持ちになる12月ですから、足元のブーツに元気をもらって何とか乗り切っていきます。
それではまた。
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