異常に暖かい日があったり、震える程寒い日があったりと、気温の上下が大きいこの時期。いつものように毎日ブーツで過ごしています。
今月は雨も結構降りましたね~。
そんな今月のエイジングレポートです。
Dr.martens 2976 / ドクターマーチン チェルシーブーツ
会社のロッカーで置き靴と化しているドクターマーチン。
現場作業の日にも活躍してくれますが、帰りの時間に雨が降って来た時の「緊急雨靴」が本来の役割です。
購入当初からは大きく変化した見た目。
ガラスレザーようなツヤ感に大きな履きシワ。この対比が良い感じなんですよね。チェルシーブーツらしく、履きシワの主張が目立ってようやく見た目の長靴感から脱却しつつあります。
靴の中で足が暴れまわるほどサイズが大きかったはずですが、馴染んだおかげでフィット感もかなり向上。
この大きさに私が慣れただけかもしれませんが…
少しずつ履き口も緩くなってきて、履き脱ぎはメチャクチャ楽になっています。
バウンティソールの文字通り弾むような履き心地も癖になりますし、なんやかんやで出番が増加している一足。
ヒールは全然削れていませんし、これは長持ちしそう。
ファッションアイコンの印象が強いDr.martensですが、本格ブーツと比べるとお安めですし、実用的で良いブーツです。
Redwing 8111 ironranger/レッドウィングアイアンレンジ
お気に入りなのかどうかすら分からなくなるほど購入からずっと出番が多いアイアンレンジ。
一部ではエイジング番長なんて呼ばれるほど経年変化がカッコ良いブーツです。
色が暗くなりすぎるのを避けるためにオイル注入は控え目にしています。
元々たっぷり油分を含んだアンバーハーネスなので、油分が抜けて問題になることは少ないように感じています。
小傷や擦れがあって、その部分が退色したようなアジがある表情。
まぁクリームを入れてブラシで擦れば一瞬で綺麗になるんですが、柔軟性にも全く問題はありませんし、しばらくはこのまま履き続けるつもりです。
オイルドレザーらしいシワの出方とか、ボリューム感のあるキャップトゥとか、明るめのブラウンとか。
いかにもクラシックなワークブーツという雰囲気がたまらなく好きなんですよね。
Redwingのタフさは折り紙付きですし、実際何十年も履き続けられた個体もよく目にします。
「いつまで壊れずに履けるか」ではなく、「10年後にはどんな顔になっているのか」…
それを楽しみにできるのもブーツファンの特権です。
Danner field black/ダナーフィールド
対雨性能で他のブーツを圧倒するダナーフィールド。
春の嵐ではその実力を如何なく発揮してくれる頼れる相棒です。
ソールに厚みがあってシルエットも丸みがあるので、カジュアルな印象が強いブーツです。
さすがにスーツに合わせる人は少ないとは思いますが、太目のチノパンとかに合わせてもカッコ良かったです。
インソールもかなりクッション性があって、履き心地はスニーカーのよう。
初めてブーツを買おうって人には超オススメできるブーツです。
購入から3年ほど。エイジングが分かりにくい黒ですが、少しずつワークブーツの迫力を感じるようになってきました。
セミLTTに側面のメッシュ。一目で「ダナー」とわかるデザインも秀逸。機能性もデザインも、数ある我が家のブーツの中で「ベストバイ」と言えるブーツの一つです。
Paraboot neuilly caffe/ パラブーツ ヌイイ
今季から通勤ブーツの一員として元気に稼働してくれているヌイイ。
長年木型が謎だったんですが、どうやら「194」だという情報が。ウィリアムやアヴィニョンと同じ、ややドレスよりのラストです。
油分のたっぷり含んだリス・ワクシーレザーは、張りや艶がありつつ柔らかいオイルドレザー。まさに私の大好きな「ドレスとワークの融合」です。
少しずつエイジングが進んで更にカッコ良さが増しつつある超お気に入りです。
ノルウェイジャン製法特有の横から見えるステッチも最高。
唯一の不満点はシューレースが長すぎること。
ドレッシーではあるんですが、そのうち踏んでしまいそうなこの長さは流石に…交換も考え中です。
USA製の男臭さとは違い、どこかコケティッシュな魅力もあるこのブーツ。フレンチカジュアルらしいその雰囲気がまた良いんですね。
無駄な傷をつけず、美しいままエイジングが進んでくれれば。
Redwing 9875 custom/レッドウィング アイリッシュセッタ- カスタム
これぞワークブーツ、Redwingのアイリッシュセッター。履き心地も良くて着脱も楽。「今日は歩く距離が長そう…」って日は大概このブーツです。
先日張り替えたばかりのビブラムソールが白過ぎますが、新しいソールは気持ち良いもんです。
3年ぐらい経てばまた張り替える事になるんでしょうが、次は思い切ったカスタムも良いかもしれません。…早くもワクワクしてきました笑
左足と右足の革質が違い過ぎるのもこのブーツの個性として受け入れています。ちなみに好みは左足側。
少しずつですが自家製の茶芯が覗くようになってきましたね。
まだ10年は履き続けるつもりですし、この先どんな変化が待っているのか、楽しみとほんの少し不安が混じった気持ちです。
色を染め替え、シューレースを変え、ソールも交換しました。
オリジナルからはどんどん離れていますが、それもブーツを履く楽しみの一つ。これからも長く付き合っていくつもりです。
まとめ
まだまだ寒い日が多いんですが、私の鼻に装備された花粉センサーが反応し始めました。春が近づいているようです。
春になればポストマンをはじめ、短靴軍団も履きたくなりますし、秋冬専用としているブーツは今の内に履きまくるつもり。
それではまた。