【Blundstone BS550】ガッツリ削れたキズを補修!!

購入してから早や4か月が経過したブランドストーンBS550。何と言っても履き脱ぎが超絶楽で、通勤にも犬の散歩にも、出番はかなり多めの1足です。

ラフなエイジングを期待して、最近は外仕事用としても活躍中なんです。

…が、ちょっと事件が。

まぁまぁ。

まずは今の状態を。

履きシワの凹凸が出てワークブーツらしい貫禄になってきました。過保護主義の私の中ではかなり順調に成長してる方です。

同じサイドゴアブーツのドクターマーチンと比べると自然なシワ感です。

色の濃淡がほぼ見当たらないのは、単純にもっと履き込めってことなんでしょうね笑

・・・?

 

あ、

気づきました?

はい。やっちゃってます。

もうね。

アジがどうとか、そんなレベルじゃないぐらいガッツリと。

しかも仕事でも移動中でもなく、家の勝手口から出てすぐ。3歩目ぐらいでコンクリートにぶつけました。

銀面が完全に削れてます…これは流石に補修しないと、履き続けるのは厳しいかも。

というわけで、ブランドストーンのキズ隠し編、スタートです。

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アドベースとアドカラー

プロにお願いすることも頭をよぎったんですが、そもそもワイルドに履き潰すつもりで買ったブランドストーン、ここは自力で何とかしたい…

購入したのがコチラ。

「コロンブス アドベース」

パテ埋めの要領でキズを埋めて、平坦に馴らす役割をします。後で知ったんですが、アドカラーを混ぜて色を付けることもできるそうです。

「コロンブス アドカラー」

水溶性のアクリル塗料。アドベースで埋めた後の着色に使用します。元の色に合わせるため絵具のように混ぜることができます。今回は焦げ茶のため「コイチャ」と「ブラック」を購入しました。

 

傷を埋めてくれ…アドベース!!

丁寧な説明書も付属していたので一通り読んでから、いよいよ補修開始です。

まずは400番の紙ヤスリでキズ周辺を馴らします。

手持ちには無かったので600番で代用。目が細かくなる分には問題ないはず。

ちょっとビビりながら数分。

こんなもんでしょう。

平坦にはなりましたがハゲの範囲は大きく広がりましたね。でも大丈夫…なはず。

早速アドベースでパテ埋めしていきます。

削った部分にチューブから直塗り。

へら替わりに綿棒の先を切り取った軸を使って、薄く延ばしていきます。

この後は乾燥させて固めるんですが、自然乾燥なら一晩ほどかかるそう。

せっかちな私はドライヤーの「クール」で強制乾燥させました。20分ぐらいでサラッとしたのでそこから少し間を置いて乾燥終了です。

次に600番の紙ヤスリで平坦に整えていきます。

ここが凸凹していると仕上がりが酷くなるのは想像に難くありません。これは丁寧に丁寧に…

止め時が難しいですが、触った感じは問題ないレベル。このぐらいにしておきます。

 

勝負の色付け、アドカラー!

いよいよ準備が完了。色付け

BS550は結構暗めのブラウンなので、ドンドン黒を足して色を近づけていきます。

白い紙に塗ってみて色味を確認…

 

「いい感じ!」

絵筆でちゃちゃっと塗っていきます。

アカーン!!

全然茶色っ!明るすぎです。

ふぅ~。

乾燥する前だと水に濡らしたウエスで拭き取れますね。助かりました。

もう少し黒を足して再チャレンジ。

テカリはあるものの、色のイメージとしては完璧に近いかも。

ただ、残念なおしらせ。

乾いてもテカリはそのままなことが判明。

筆の跡も残っていますし、少し削ればマットな質感でフラットな仕上がりになるかも…

今回使用した紙ヤスリは1200番。かなり目の細かいものです。

う~ん。

マシにはなった気はしますが、テカリもあって、いかにも塗りました!っていう存在感。

アクリル塗料の弱点ですよね。どれだけ色味を合わせても広い範囲を塗ってしまうと、どうしてもツルっとした質感が目立ってしまいます。

 

仕上げは「木を隠すなら森の中」作戦!

さて、自然な経年変化、色抜けを期待していた私のブランドストーンですが、大きく方針転換する必要がありそうです。

このテカリを隠すなら、色付きクリームとワックスで、つま先全体を光らせるしかない…!

「木を隠すなら森の中」作戦、発動!

メンテナンスの様子はいつも通りなので割愛。

プレメンテも無く履き始めたのでこのブーツにとっては初めてのクリーム投入です。

どうだっ!?

なkなか良いんじゃないですか!!

 

傷の場所はいまや全く分かりません。

若干左のトゥが光り過ぎている気もしますが。

この傷が…

こうです!!

いやぁ~、これはもう大成功といってもいいんじゃないでしょうか?!

 

ウキウキの着画タイム!

単品でどれだけ良い感じに仕上がっても、履いてみて違和感があれば意味がありません。

そんな気持ちで着画タイム。

良い。

これは無問題です。

トゥにのみワックスを付けたおかげで、艶感にグラデーションが生まれ、ブーツに動きを感じられるように。

くしくもドクターマーチンと同じような方向でメンテナンスしていくことになりそうです。

艶とシワの対比もカッコ良く、順調に成長していると実感できます。

相変わらず軽い履き心地で、履き脱ぎも簡単。

傷も無くなったので、これからまだまだ出番が増えそうです。

 

まとめ

何年か前、キズを隠そうとして結局丸ごと染め替えたこともありましたが、今回は無事同色でフィニッシュできましたっ笑

アドベース+アドカラーとフルセットで補修しましたが、目立たないように仕上げるのに苦労しました。もしかして今回のような浅めで範囲の広いキズの場合、アドカラーのみの方が良かったのかも。

また機会があれば試してみようと思います。

それではまた。

購入時のインプレッションはコチラ↓

【サイドゴアワークの決定版】Blundstone ブランドストーンBS550のススメ!!

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