【Redwing9411】ベックマンを乾燥から救いたい!!!

暖かくなってきました。

そろそろブーツも休眠期間に入る時期です。

 

ま、私は履くんですけどね笑(謎の自慢)

 

今日は半年間バリバリ履きまくったRedwingのベックマンをフルメンテ。

ベックマンに採用されているフェザーストーンレザーは、ワークブーツらしくない硬質な艶感が魅力です。

公式でも靴クリームでのお手入れが推奨されるドレス系のレザー。

・・・ですが、今回はコイツにオイルをたっぷり補給する計画

さてさて、どうなることやら。

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半年間のエイジングを実感

靴底を掃除して室内へ移動させました。

多いときは週2回、通勤にも活躍しているベックマン。ワークブーツらしい雰囲気が出てきました。

湿気が増していく時期ですし、普段ならオイルアップはちょっと気が引けるんですが、状態が気になる今回は特別。

これが問題の箇所。

乾燥しているのが原因なのか、表面が割れているようにも見えます。

小雨ぐらいだと気にもせず履きまくってましたからね~。

もともと小さい皴が集まるシワが出る革質の問題もあるんですが、このまま本当のクラックに繫がらないか、心配になる見た目です。

すでにワークブーツとして付き合う事を心に決めているベックマン。

いっそ思いっきりオイルアップして、プルプルのお肌にしてあげよう、というのが今日の目標です。

 

いつものクリーニングを

まずは靴紐を外して馬毛ブラシでホコリ落としです。

ブラッシングは普段からやってますが、靴紐を外すのはこのフルメンテの時だけ。

レースステイの裏に溜まったホコリも丁寧に掻き出します。

で、お次はクリーナー。

今回も「Boot black / トゥフェイスプラスローション」で。

油性の汚れも水性の汚れも落とせる、とのことでワークブーツ系はコイツに頼ることが多くなってきました。

適量をウエスに取って優しく拭きあげていきます。

このあと更にお湯で濡らしたタオルで全体を拭いて・・・

はい、すっぴんベックマンさん。

こうやってシューレースの無い姿を眺めるのも良いですね。ベロに刻まれた経年変化にテンションが上がります。

 

今日の本題、ベックマンの「オイルアップ」

と、その前に。

「M.Mowbray / デリケートクリーム」

今回はオイルアップということで、コイツを使うかどうか迷ったんですが、逆に使わないと不安になる私の大定番です。

指で直接塗り込むとしっかり吸収されていくのが分かります。

あわよくばこれでシットリフワフワに・・・

 

なりませんでしたっ笑

というわけでコイツの出番。

「Boot black / Rich moisture」

トロっとした高級オイル。浸透性も高く、コードバンすらふっくら仕上げます。

以前染め替えで大ダメージを負った革靴を、一気によみがえらせてくれた、私の秘密兵器。

オイルなので、入れすぎると革が柔らかくなって型崩れの原因になりますし、革の色も濃くなってしまいます。

適量を守るのが大切。

これをねぇ・・・

 

こうしてやりますわ!!!

 

大技、瓶を逆さにして直塗り。

このままお前をオイルドレザーにしてやろうか、って感じ。

勢いって大切ですよね。

はい、油まみれベックマンさん。

乾燥してるわりに、思ったより吸収していかない印象です。しばらく油分が表面にとどまっています。

この辺がアイアンレンジなどのナチュラル系の革とは違うところ。

このまま丸一日放置して、内部に浸透するのを待ちましょう。

 

オイルアップの効果は・・・?

翌朝、油ぬりぬりベックマンの状態を確認。

お、ちゃんとヌルヌルがなくなっています。

我が家の猫様が舐めたのでなければ、革がちゃんと吸収してくれたようですね。

豚毛ブラシでゴシゴシして、

ウエスで残ったオイルをしっかり拭き取り。

はい、オイルアップ後ベックマンさん。

 

・・・いや、変わらんのかいっ。

 

確かに、ヌルっとした質感だったり、革のふっくら感は増してはいるんですが、肝心のシワ部分の印象はほとんど変わりません。

原因は乾燥よりも本来の革質ということだったんでしょうね。

気を取り直して、ベックマンらしい艶感をクリームでプラスします。

「Collonil / 1909シュプリームクリーム」

すでに油分はたっぷり入っていますので、今回は薄~く。

しっかりウエスで乾拭きをして、

靴紐を通して・・・

 

 

じゃん!!

ベックマンのオイルアップ計画、完遂です。

期待していたほど見た目に大きな変化はありませんでしたが、オイルのおかげか、奥から鈍く光るツヤも出てきました。

オイルを入れるので、色味が濃くなる事も覚悟していたんですが、それもあまり変化は無さそう。

気になっていた履きシワは少し改善した、と思っておきます笑

まぁ、ガッツリとオイルをいれたので、しばらくはクラックを気にしなくても良い、という安心感はありますね。

 

ヌル艶ベックマンの着画タイム

さぁ行きましょう。恒例の着画タイム!

細身のヌーディジーンズと。

ワーク一辺倒ではないスタイルの良さがベックマンの最大の魅力

こういうスキニー系のパンツにもよく合います。

くるぶしから伸びるシャフトのシワ。

やはり硬質というか、パリッとした雰囲気がありますね。

トゥがもっと傷だらけになって、全体がくたびれてきたら更にカッコ良さが増す、と確信しています。

いやぁ~、まだまだ成長を楽しめそうです。

 

まとめ

オイルをドボドボに入れて、ワークブーツらしさを強調しようとした今回のフルメンテ。

思ったような変化は起きませんでしたが、半年ぶりのケアとしては十分かな、と。

これから気温が上がってくる季節ですが、まだまだ履き続けるつもりなので、エイジングも更に進化を続けるはず。

その辺は引き続きエイジングレポートでもアップしていきますので、ぜひ変化をご覧いただければ。

それでは、また。

購入レビューはこれ

き、き、来ました!我が家で5足目となるレッドウィング。先日開催されたamazonプライムデーの戦利品です。今年に入って購入した靴はAldenの2足。自分の中では日常的に履く靴ではなく、どちらかというとキレイに履いてい[…]

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