【イメージ一新の仕上がりに】Redwing8131を丸洗い!ー後編ー

毎年恒例の「丸洗いしたいしたい病」に罹り手に入れたかなりボロボロの8131。

前回は丸洗いから油分の補給までをレポートしました。

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今回はその続き、クリーム塗布から仕上げ、着画までをまとめました。最後までお付き合いいただければ。

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レッドウィング875の系譜に思いを馳せる…

前回も軽く触れましたがこの8131は日本国内で販売されている8875の欧州版。

このように今では多種多様なモックトゥのアイリッシュセッター系のブーツがありますが、そもそもの起源は877。8インチのハンティングブーツの大ヒットから始まっています。

出典:footmonkey/rw877/

これを街履きできるようにシャフトを6インチへと短くした875が誕生し、これまた大ヒット。

しかい染物の宿命なのか、数十年という月日が経って少しずつ色味が変化していきます。1990年代には薄茶色だったレザーは徐々に濃くなり赤茶色ともいえる色味に。

この頃日本では空前のレッドウィングブームが到来。レッドウィング=赤茶色というイメージが定着したと言われています。

ただ本国では赤くなりすぎた色に対し、元の色への回帰を模索。「オロイジナル」という革が開発され875に採用されます。現行の「オロレガシー」の前身ですね。

もとの薄茶をイメージしたカラーでしたが当時の日本では大不評で、赤茶を求める声が次第に大きくなります。

この要望にこたえるように日本企画で誕生したのが8875、オロラセットポーテージ。こうして薄茶の875、赤茶の8875と今でも続く2大系統へと分かれることになりました。

…と、こういうストーリーもブーツ愛を加速させる個人的要因。レッドウィング社の100年以上にも及ぶ歴史こそが、生み出されるブーツへの深みを感じさせるんでしょうね。

 

補色もかねて…靴クリームを

さて本題に戻ります。丸洗いから一週間が経過しました。

何度もデリケートクリームとレザーコンディショナーを注入して状態は上々。

購入当初よりは革がふっくらモッチリと感じられます。汚れもかなりスッキリしましたが、どうしても色抜けが気になります。

一説によると赤の染料は退色が起こりやすく、赤茶は赤が抜けて茶色に近くなっていくと言われていますが、この靴をみるとそれを実感できますね。

というわけで、赤を補給するために選択したのは「M・モウブレイ / コードバンクリームレノベーター」、色はボルドーです。

コードバン用に開発されたクリームですが、ガラスレザーにまで補色できるとも噂される高い補色力が魅力。

この高浸透クリームを銀面への加工が少ないオロラセットポーテージレザーに塗る…何だかワクワクしてきました。

少し固めのテクスチャーですが、夏の暑さのおかげで指で塗り広げられる程度まで柔らかくなっています。

このクリームは過去の経験から説明書きの通りにウエスで仕上げるのがオススメ

今回は「ウエスで空拭き→化繊ブラシで仕上げ」と普段とは逆の工程になりました。

写真左側(右足)をメンテしました。どうですかこのツヤ感

程よく赤もプラスされましたが何より全体的に色味が濃くなって、小傷や黒ずみが目立たなくなりました。

両足ともしっかりブラッシングを終えました。

エイジングを内包したツヤで、さながらヴィンテージブーツ。これは大成功と言っていいんじゃないでしょうか。

 

シューレースを交換して完成です!

付属していた純正のタスランシューレースはすでにボロボロ。というわけで新しい靴紐への交換は必須なんですが、さてどうするか…

同じシューレースも持ってはいるんですが、ガラッとイメージを変えるのもアリですよね。

というわけで…

ジャン!!結局ベックマンに使われるロー引きの平紐をチョイス。一気にクラシックドレスな雰囲気になりました。

メンテ前と比べるとこの通り。

↑購入直後の8131

アッパーそのものが綺麗になったのもありますが、同じブーツとは思えないほどの変貌ぶり。アイリッシュセッター復活祭を開催したいぐらい大満足です。

他の部分はどうなったかというと…

↑丸洗い前のバックショット

バックショットの型崩れは、思った通り大きな改善は見られず。

↑メンテ前のサイドショット

逆にサイドショットはかなりいい感じに。

購入直後は乾燥もあって小傷が目立っていましたが、アッパーの色味が濃くなったおかげで上手く全体に馴染んだようです。

 

23番ラストのDワイズ。履き心地は…?

私の足のサイズは 足長:257mm 足囲:253mm 足幅106mm 。

同じアイリッシュセッターの9875はUS7.5/Eワイズを履いていますが、インソール無しでは少々緩く感じていました。

この8131は海外企画モノということでワイズはD。フィット感にどのぐらい差があるのかも楽しみにしていました。

購入後初めての足入れ…

横幅に少々キツさを感じるもののほぼジャストサイズ。

ワイズが細い分見た目にもシャープさが増してます。この履き心地とシルエット、これは・・・個人的には最高の部類かも

Eワイズと比べると幅はもちろん、つま先部分の空間全体が小さく感じます

細目のジーンズとも抜群の相性の良さ

アイリッシュセッターの国内流通品はほとんどがEワイズ。私のようにどうしても緩さを感じている方は、海外モノのDワイズで解決するかもしれません。

いや~、履いている状態も良い雰囲気です。

 

まとめ

久々の丸洗いは過去最高の出来栄えとなりました。これもレッドウィングのタフさあってのものでしょうね。

9875を黒染めして以来、茶系のアイリッシュセッターのエイジングを楽しみたい気持ちが迷走していたんですが、何とかこのブーツで落ち着けそうです笑

最後は永遠の相棒リーバイスと。

履いても脱いでもカッコいいアイリッシュセッターのイメージが伝われば。それではまた。

前編はコチラ↓

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