定期的にやってくる「ブーツ丸洗いしたい病」。

フリマアプリを巡回する時間が増えて、夫婦の会話が減るという禁断症状まで現れてきました。

そんななかで今回のターゲットがようやく決定。先日我が家にブツも届きました。

Redwing8131。オロラセットポーテージを使用した赤茶のいわゆるアイリッシュセッター。

国内で販売されている8875の欧州版で、ほとんど違いはありません。一番大きな差は8875のワイズがEなのに対し、こちらはワイズD。少しだけスマートな印象。

これぞレッドウィング!といったブーツで、かなり履きこまれていますね。まぁこのぐらいの方が洗い甲斐があるってもんです。

今回はお盆休みを利用しての丸洗い。どこまで再生できるのか、個人的にも楽しみがいっぱいです。

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まずはブツのチェックを・・・

某オークションにてかなり格安で落札した8131。さすがに美品とは言えません。

トゥから側面にかけては小傷や黒ずみなど、普通の人が見れば汚らしいとも感じるでしょうか。一般的な中古ブーツといった風合いです。

純正のシューレースはすでにボロボロ。交換は必至ですね。

ヴァンプには薄っすらホコリが積もっていますし、革の乾燥も感じます。しばらく放置されていたのでしょう。

モカ割れも見られますが、ここはアジとしてそのままでもいいかな。ただ丸洗いのあとはしっかり補色もしてあげようと思えるぐらい、全体的に色抜けが気になります。

バックショットでは型崩れが気になりますね。

ソールの片減りのせいでアッパー自体が傾いています。根本的にはソールを補修しない限り改善は難しいかもしれませんが、できる範囲でシャキッとさせたいかな。

とはいえ、クラック等はなさそうですし変なにおいもありません。値段が値段ですから、この状態であれば納得の買い物です。

 

丸洗い前の一手間

それでは早速丸洗い…とはいきません。

レザー表面の油膜・クリーム類の除去をしっかり行うことで、この後の丸洗いの時に水分が浸透しやすくなります。

靴の向こうの愛猫もどのクリーナーを使うのか興味津々。で、準備したのはコチラ。

「ブートブラック / Two Face Plus Lotion」

油溶性・水溶性どちらの汚れも落とせる万能クリーナー。

以前の検証ではステインリムーバーと同等の洗浄力を示したものの、ややレザーにダメージがありそうだったので普段のメンテでは出番が少なめです。

ただ今回のようなガンガン汚れを拭き取りたいケースには最適かなと。

しっかり瓶を振って混ぜ合わせたトゥーフェイスローション。ウエスに適量染み込ませてアッパーを拭きあげていきます。

前オーナーさんは色付きクリームを使用されてなかったようで、そこまでウエスが汚れる事も無く終了。

 

いよいよ緊張と背徳の丸洗いへ

さて、準備万端。ブーツを持ってベランダへ移動してきました。

今回使用するのも「レクソル / レザークリーナー」

サドルソープよりもさらに革への悪影響が少ないので安心して洗えます。まずは全体を濡らして軽く予洗いしたあと、クリーナーを溶かした水にダイブさせます。この瞬間がたまらんのです

そのまま半日経過。浸けていた水はご覧の通り茶色く変色しています。

汚れというより染料の色がほとんどなんですが、それでもこの水を見ると「ブーツを洗ってるぜ~」というSっ気が湧いてきます笑

引き上げたブーツを今度はガシガシ洗っていきます。

アッパーはスポンジで泡だらけに。ソールはたわしで削れるぐらいしっかりと。当然内部もスポンジで洗ったあと、きれいな水で洗い流しました。

レクソルのクリーナーは洗浄成分が多少残っても問題ないと言われていますが、私はしっかり洗い流す派。

で、タオルでできるだけ水分を拭きとった後、型崩れを戻すように新聞紙をパンパンに詰めて影干し工程へ。

水を含んで濃い赤茶になっていますが、この色味…かなり好きです。乾燥後もこの色になるように補色できれば良いんですが。

 

ケアをしながら乾燥工程に

中の新聞紙をちょこちょこ交換しながら丸1日経過。トゥの部分から徐々に乾いてきました。色味もかなり薄くなりましたね。

このまま油分の無い状態で乾ききってしまうとクラックの原因になってしまうのでここら辺でケアを。

安心安全のデリケートクリーム。水分の補給がメインですが、革の柔軟性を維持してくれる効果もあります。

これを乾燥具合を見ながら何回か塗っていきました。

4日ほど経過してアッパーに関しては完全に乾きました。ご覧の通り色はさらに薄く、カサカサした質感に。

ということで今度は油分の補給です。

「レクソル / レザーディープコンディショナー」

ミンクオイルよりサラッとしていて使いやすい液状のオイル。私の中では油分補給の大定番です。

以前チペワのブーツを丸洗いしたときは油分の補給が少なかったせいか、その後クラックが発生してしまうという悲劇に。

ということで普段のケアでは考えられない量をぶち込みました。それでも飲み込むように浸透していきます。

革はしっとりして色味もかなり戻りました。

軽くブラッシングして、このまま内部まで完全に乾燥させるために、もう少しのあいだ放置。

乾燥具合を確認しながら随時オイルを追加補給する予定です。

 

まとめ

何だか半年に1回ぐらいはブーツの丸洗いをしているような気もしますが…どうやらこの遊びには中毒性があるようです笑

これまでは中古ブーツもそれなりに小綺麗なものを選んでいたんですが、今回は思いっきり履きこまれたブーツをチョイス。仕上がりを想像してニヤニヤしています。

丸洗いは手間も時間もかかるのですが、上手くいったときはそれを上回る感動が待っていますからね。今回はどうなるか、後編もご期待いただければ。

それではまた。

後編アップしました!

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