BS550のサイズ感
私の足のサイズは実寸で足長:257mm 足囲:253mm 足幅106mm。
タイトフィッティングが好きな私は、普段UKサイズなら7、モノによっては7.5をチョイスします。
お店での試着ではUK7を試したんですがキツ過ぎて履けたものじゃなく、結局一つ上のUK8に落ち着きました。普通のUKサイズより少しだけ小さい気がします。UK7.5があれば試してみたかったですね。
ということで履いてみましょう。前後のプルストラップでグイっと履き口を広げて…
すぽっ!
同じサイドゴアでも、ジャランやマーチンは履き脱ぎが大変だったんですが、これはかなり履きやすいです。履き口に向かって広がるようなゴムの形状になっているのが影響してるのかも。
…溢れ出る長靴っぽさ。
いや、それはエイジングで解消されるはずなのでまだ良いとして…問題は靴の甲が高すぎて足がガバガバ、フィット感0の現状です。
もともとトゥに厚みがあるCLASICCS。こういう事態も想定されているのか、サイズ調整用に後付けのインソールが付属しているんですよね。さすが上位モデル。
それがこれ。
いや。
う~ん…
…安っぽ過ぎない?
100均のインソールと大差ないような…
ということで。
ヌメ革インソールを自作します!
このインソール、吸湿性もあって肌触りがサラサラになる優れもの。以前に何枚か作成した残りがあったので追加費用も0円です。
インソールを足して準備完了へ
トレースした通りに裁ちばさみでザクザク切っていきます。
はい、5分で完了。
付属してきたインソールと全く同じ形なので、サイズもバッチリ。肝心のフィット感は…
まだちょっと甘い感じがしますが、多少は改善したかな。今回の革は約1.5㎜。サイズ感の調整なら3㎜程度の厚みは必要かも。
あとの問題はこののっぺり長靴顔です。
履き込んでシワが定着すれば見栄えもするんでしょうが…
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ちょっとでもこなれた状態で履き始めたい私。
よし。
グイっと。
このままのシワ入れ姿勢で部屋を徘徊すること数十分。少しでも効果があれば。
履き込み開始!着画タイム
最初からガシガシ履き込むつもりで購入したブランドストーン。今回はプレメンテも無しでワイルドにいきます。
皴入れのおかげで長靴感はかなり軽減されていますね。
細めのジーンズに合わせるとなかなかの男前。サイドゴアのキメキメな雰囲気とも違う、ワーク感あふれるカッコ良さです。
靴のフロント側にプルストラップがついているのがワンポイントになって、カジュアルな雰囲気。
今は濃茶一色ですが、アタリが付いてくれば明るく色抜けしてくるはず…ジーンズの芯白が浮き上がってくるのと似た感覚があって、経年変化が楽しみです。
あとこの靴、メチャクチャ軽いんですよね!
いや履き心地とか雰囲気とかの話じゃなく、物理的に。
製法の違いが大きいんだと思いますが、それこそホワイツなんかと比較すると半分ぐらいの重さに感じます。
ソールのクッション性も高くてほぼスニーカー感覚。これは出番が多くなりそうな予感。
まとめ
他の本格ブーツに比べると比較的お手頃価格なブランドストーン。
軽く、履き脱ぎが楽で、クッション性が高く、アッパーは雨にも強い。さらにエイジングが楽しめる…って、この値段では十分過ぎるパフォーマンスでしょう。さすがに修理しながら10年履くようなブーツではありませんが、数年はタフに、実用靴として大いに活躍してくれるはず。
さて、エイジングさせたい靴が大量にある問題。解決のために欧米のように家でもブーツ生活を始めようかと。
それではまた。
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