【これぞドレッシー】George Cleverleyジョージクレバリーのススメ!!

先日クロケットのコニストンを手に入れて、「やっぱりドレスブーツはカッコいいなぁ」と再認識させられた私。

次は黒でもう少し意匠が豪華な…なんて考えていたら、出会っちゃいました

エンジ色のしっかりした箱。GとCを崩したこのロゴマーク。

そう、知る人ぞ知る、「George Cleverley/ジョージクレバリー」です。

で~ん!

箱から登場したのはセミブローグのレースアップブーツ。

希望通りの豪華で美しい黒ブーツ。「いつ履くねん!」というのは置いといて、今回はこちらのブーツのレビューをお送りします。

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George Cleverleyの歴史

出典:https://www.imn.jp/

ワークブーツラバーの私からすれば馴染みの薄いこの名前。正直言うとこのブーツに出会うまで知らないメーカーでした。

ということで、Google先生に聞いてみましょう。

創業者のジョージ・クレバリーは、1898年にシューズを生産する家計に生まれロンドンのビスポークブランドにてキャリアを積んだ後、1958年、自身のブランド<ジョージ クレバリー>をスタート。ロンドンのメイフェアに店舗を構え、ビスポーク靴専門メーカーとして確かな技術とスタイルでその地位を確立している。1994年からレディメイド(既成靴)の展開をスタートした。

出典:https://www.beams.co.jp/

なるほど。ビスポークがメインのドレスシューズメーカーという事でしょう。技術力は折り紙付きというわけですね。

さらに創業者ジョージクレバリーは「チゼルトゥ」を作り出したと言われる伝説的な靴職人。

顧客にはエルトンジョンやラルフローレン、デイビットベッカムなど、VIPも多数。

重厚な英国靴でありながら色気を感じるエレガントなデザインと、「まるでグローブ(手袋)の様」と表現されるフィット感が特徴…って、

これ、ちょっとすごいブランドに出会ってしまったかも…

履く前から期待度がビンビン高まってきます。

 

ジョージクレバリー 2つのブランド展開

ジョージクレバリーにはビスポークラインのほかに既成靴としてGeorge Cleverleyという通常ラインとAnthony Cleverleyという上級ラインがあるようです。

ビスポークメーカーって価格が鬼高い印象がありますよね。うん、まさにその期待通りの価格設定。

通常ラインのGeorge Cleverleyが12万円前後。上級ラインのAnthony Cleverleyに至っては26万前後。それならビスポークは一体いくらになるんでしょうか…怖っ。

また、ビスポークはロンドンの工房で作られているそうですが、George CleverleyはC&J製、Anthony Cleverleyはエドワードグリーンの工場で作られていると言われています。

 

購入したのは「Toby」

私が購入したのはGeorge Cleverleyラインの既成靴(レディトゥウェア)です。

モデル名はTobyというもの。黒のグレインレザーです。

「クレバリーシェイプ」とも呼ばれる立体的な木型と優雅なチゼルトゥがブランドの顔。

さすがに縫製も丁寧ですが、やはりクロケットのコニストンと雰囲気がよく似ています。まぁ同じ工場で作られていますから。

チゼルトゥにこのブローグ。ここまでドレッシーなブーツは初めて。これをジーンズに合わせてやろうというのはいささか暴挙のような気が・・・

5アイレット4フック。ややロングノーズなイメージです。

端正な横顔ですが、ワークブーツに見慣れた私からするとちょっと長すぎるように感じます。履いてみてどうか、ですね。

ソールは安定のダイナイト。もう何足目でしょうかこのソール。

ドレッシーな雰囲気を壊さないラバーソールの代名詞です。

ライナーはオールレザーで、フルソック仕様。ゴールドのロゴと細部に高級感が漂います。

 

サイズ感と履き心地

実は箱から取り出した瞬間から「あ、大きいかも」という悪い予感が。ロングノーズの見た目もあって実際より大きく見えるのかも。

同じUK7.5のジャランスリワヤと比べてみました。

…え?…やっぱりでかくない?

私の足の実寸をZOZOマットで計測したのが「足長:257mm 足囲:253mm 足幅106mm」

UK7でギシギシになるのは避けようとこのサイズにしたんですが。まぁとりあえず履いてみます。

明らかに上下の厚みに余裕があって紐をきつく縛ってもカポカポしますね。

気を取り直して、インソールを入れて再チャレンジ…

いやはや無事素晴らしいフィット感に。

痛みは全くありません。グレインレザーは柔らかく、全体を包んでくれるような圧が最高に心地良いです。

ただ…

この段階でインソールを入れて、完全に羽根が閉じてしまっていますね。デザイン的に羽根は閉じ気味になるのだと思いますが、この先中モノが沈んだ時が不安です。

 

さてさて、ジーンズとの相性は…着画タイムです

見慣れないロングノーズでバランスがとりにくい気がしていますが、少し裾幅のあるプチスタンダードと合わせてみました。

黒のグレインレザーとブローギング、とにかく美しいプロポーションです。セクシーさが滲みまくっていますね。

これまで履いてきたブーツのなかでも断トツでドレッシーなブーツ。ただ、やっぱりロングノーズは戸惑い気味です笑

う~ん。足が大きく見える気が・・・長身の欧米人が履けば恐ろしくカッコよくなるんでしょうが、短足日本男児の私にはあまりにもレベルが高すぎたかも。

上手く履きこなすにはまだまだ修行が必要ですね。

 

まとめ

調子に乗ってこんなところまで手を出してしまった…というのが正直な感想。

いまのところシャキッと見えるリジッドジーンズでもしっくり来ていません。やはりドレスブーツはフォーマルな服装でこそ輝くのでしょうか。

とはいえ単体ではメチャクチャカッコ良いんですよね~、さてどうするかなぁ…ちょっとコーデも考えないと。

それではまた。

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