1995年に立ち上げられたブランドALCHEMIST。そのデニムラインとして、Skull Jeansがあります。
現在は店舗はおろかサイトも閉鎖され、ブランドの存続は確認できませんが、通販では買える所もありそうです。
今回は私物のエイジングを含め、スカルジーンズ 5010xxを紹介します。
Skulljeans 5010xxの全体像と経年変化
まずは正面から。
お出掛け用として土日メインで4年程穿きました。ヒゲも縦落ちも好みの感じですが色落ちは頑固。まだまだしっかり色が残ってますね。
スーパースリムという位置づけですが、無茶な細さではありません。
で後ろ姿。
ワタリから膝まで強めにテーパードされ、そこから下はストンと落ちる、脚長効果のあるシルエット。フルカウント1109と似た感じですが、同サイズならこちらの方がタイトです。
ポケットに少しダメージもありますが、縫製のほつれなどは無く、堅牢さが感じられます。黒の革パッチにはドクロが描かれて…ロックです。
Skulljeans 5010xxのシルエットと生地感
発売当時はこれだけ細く、かつしっかり作られたジーンズは少なかった為、貴重な存在でしたが、スキニーブームを経験した現在ではタイトストレートぐらいのイメージですね。
股上は浅めで、腰回りはタイト。おかげでヒゲもキレイに出てくれました。
生地は14.5ozと一般的なレプリカジーンズの重さですが、かなりしっかりした印象。縦落ちもいい塩梅で主張し過ぎず、私好みです。
青の強いインディゴで、色が落ちてくるとバランスがよくなるタイプ。ワンウォッシュ状態だと少し垢抜けない感じだったので、これからが本領発揮ですかね。
ただなかなか変化してくれません。着用頻度が少ないとはいえ、4年でこれですから。逆に色落ちのピークも長そうなんで、まだまだ楽しみです。
Skulljeans 5010xxのディテール
使用されているのは銅製のボタン。ここも経年変化が楽しめます。
前ポケットの袋布がかなり厚いので破れる事は少ないかと思いますが、その部分のデニム生地に当たりが出てきます笑
ベルトループは中盛り仕様。かなり広めにつけられているので厚めのレザーベルトも合わせられます。
セルヴィッジは金色、赤耳ならぬ金耳です。購入時にチェーンステッチで裾上げしましたが、ちょっと長過ぎたので、地元のお直し屋さんでシングルステッチに。まぁしょうがないですね。
Skulljeans 5010xxのまとめ
当時では珍しいスーパースリムシルエットとヴィンテージライクなディティールで作られた名品です。ドクロやら黒のパッチなどのロック調な部分は脇役的なディテールですので、抵抗無く穿く事ができます。レプリカらしからぬ美シルエットは今でも十分魅力的です。
真面目に作られた堅牢なジーンズです。オススメ!
最後はコーデ例です。ではまた!