【超名門AllenEdmonds】恒例行事ブーツの丸洗い、はじめます!!

暖かくなってきました。

いや、もう暖かいを通り越して「暑い」レベルですね。

この季節、ちょっと無茶をしたくなるのが私ramshirubaでして…

ウイングチップブーツ、「アレンエドモンズ Dalton / ダルトン」です。

中古を激安で購入しました。

と、いうことは…

 

はい、ブーツ丸洗い祭りやって参りました!!

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アレンエドモンズって??

出典:https://www.couponchief.com/

今回手に入れた「アレンエドモンズ」ですが、レッドウィングやオールデンと比較すると日本での知名度はそれほど高くないかもしれませんが、実はこのメーカー・・・

1922年の創立以来、今なおメイドインアメリカを貫くアメリカの超名門です。

その名声は「歴代の米大統領が愛用する」という逸話でも知られ、アメリカではオールデンを超える市場規模。セレブからビジネスマンに愛される国民的ブランドらしいです。

もちろん品質や技術も超一流で、中でも「360度グッドイヤーウェルト製法」や「鉄製シャンク(靴のアーチを支える部品)を用いない」などの独自技術は、クセになると言われる程の履き心地の良さを生み出すとか。

ダルトンも360度グッドイヤーウェルト製法です。

ヒールの取り付けに釘を使わなくて良いので軽い靴に仕上がりますし、更にその周りにコルクを入れることができるので履き心地も良くなります。

そんな超名門ブランドも2016年に大手資本の傘下に入ってしまったそう。

それも理由なのか、日本で人気があるのはもっぱら中古市場。ビンテージ界隈ではフローシャイムと並ぶ超人気ブランドです。

ちなみに私が購入したダルトンは現行品です。

 

変な癖がついたブーツ・・・洗います!

後ろ姿。

 

・・・いやお前、畳まれてた??

 

ベコベコですね笑

正面は結構綺麗に見えたのでギャップが。

中古靴によくある、カチカチに硬くなっている状態ではなく、革が柔らかすぎる問題。型崩れが起こっています。

ということで今回のテーマは「型崩れをリセットすることに決定。

いや~、盛り上がって参りましたっ笑

と、いうことで

ドーーンッ!!!

本当は丸洗い前に、ホコリを払ったり、靴クリームを落としたり…と下準備工程を色々やってるんですが、長くなるので今回のエントリーではばっさり省略します。

で、このまま漬け置きを数時間。

水の色がすっかり茶色に変わって、そろそろ頃合いです。

引き上げてすすいだ状態。この水を含んでパンパンに膨らんだダルトンに・・・

タオルを押し当てるようにして、圧力で水を吐き出させるイメージで拭き取っていきます。

今回はこれまでやってきたワークブーツと違って、繊細そうな高級カーフ。擦らないように細心の注意を払いました。

ある程度水気が切れたら、古新聞をギュウギュウに詰め込んで外で乾かします。

詰めものの力も借りて、できるだけ背筋をピンと立てています。

この乾燥工程で仕上がりの形が決まってしまうので、しっかりと理想の形に整えることが大事。

特に今回はメインテーマが型のリセット。丁寧に。

中の新聞紙を変えながら、日陰で丸一日。

 

乾燥工程の中間チェックポイント!

外側が乾いたぐらいで最初の油分補給です。

まずはこのデリケートクリームをたっぷりと注入。

というのも革は乾くときに収縮して硬くなってしまいます。クラックが起きる可能性が一番高い工程なので、ここは譲れません。

ぐりぐりと素手で塗りこんで、途中で中の新聞紙を変えながら、このまま1週間放置。

写真が多すぎたので渾身の仕上げは次ページで↓

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