【新品番と旧品番に違いはある?】Redwing 9411 beckman のススメ!!

き、き、来ました!

我が家で5足目となるレッドウィング。先日開催されたamazonプライムデーの戦利品です。

今年に入って購入した靴はAldenの2足。自分の中では日常的に履く靴ではなく、どちらかというとキレイに履いていきたい靴です。

その反動もあってガシガシ履けるワークブーツを何とな~く探していました。そこにアマゾンプライムデーでベックマンが大きく割引されているのを発見!

気がつけば購入ボタンをポチッとしてました…

 

 

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購入したのは…ベックマン9411

今回購入したのは「ベックマン9411」。

このブログでも何度か登場している9014の色違いで、カラー名は「ブラックチェリー」。

型番は94xxという新品番となっています。(そういえば旧品番の9014も購入はアマゾンだったような)

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ところで、

どうしてほとんど同じこのブーツを購入するに至ったか。そこにはたいして深くない理由が…

もともと最初のブーツを買うときに、ウルヴァリン1000マイルブーツとベックマン9011でかなり迷っていたんです。結局そのときはややマイナーな印象があったウルヴァリンを選択したんですが、その時からなんとなく気になる存在でして。

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鋼のように頑強なソールとアッパー。シルクのような柔らかな履き心地。1000マイル歩いても壊れない。疲れない。 え? ちょっと。。。カッコ良過ぎ出典:wolverine.[…]

その後、色が被らないようにと黒ベックマンを購入したものの想いは募るばかり。

あれから約8年。これまでタイミングが合わずなかなか購入することが出来なかったんですが、この度ようやく手に入れたベックマン9411。

今回はこのブーツの「ファーストインプレッション」と「プレメンテ」の様子をお届けします。

 

旧品番と新品番のベックマン。違いは…?

改めて旧品番の9014と今回購入した9411を並べてみます。

保管時にはシューツリーを入れるほど超お気に入りの9014ですが、こうして新品と並べると私の足にあわせて形状が変わってきているのが分かります。

ウィズ周りが少し膨らんで、絞込みも弱くなっていますね。

アッパーのツヤ感も新品の9411に比べ、9014の方がテカテカしているように見えます。

ただこの辺りは経年変化の賜物でしょうね。エイジングが進めば9411も同じように変化していくんだろうと思っています。

どちらのモデルもプレミアムでタフなフェザーストーンを採用。革自体の厚みにも違いは感じられません。ベックマンらしい、艶が内包されたような独特な美しさを感じます。

最大で唯一の変更点はソール部分

ソールの前半分がウレタン製からラバー製になりました。見た目はほとんど変わらない地味な変更のように思いますが、実は相当な利点が。

これまでベックマンの弱点とされていたソールの加水分解(ボロボロと剥がれ落ちる現象)の問題が完全に解決。メンテの度にソールの劣化具合を気にする必要がないのは大きいです。

私が購入を決意したのもこの変更があったからこそ。そもそもタフさが売りのレッドウィングに、なぜウレタン製のソールを採用していたのかの方が謎ですね笑

 

プレメンテ開始!クリーニングと栄養補給から

レッドウィングあるあるだと思いますが、新品なのにうっすらついているホコリ。

まずは馬毛ブラシでホコリを落とした後、温水濡れタオルで拭きあげて栄養分が浸透しやすい状態に。

濡れタオルにはそこそこ色が移っていました。

新品とはいえどんな状態で保管されていたのか分からないので、今回もフルメンテを実施。いつものようにデリケートクリームから塗っていきます。

アッパーはもちろん、アウトソールにもたっぷりと。ついでにインソールのひび割れも怖いので内側にも塗布します。デリケートクリームは水分が主成分でベタツキなどの問題が起きることはまずありません。

アッパーとアウトソールには更にこちらを。

レクソルのレザーコンディショナーです。

もともとフェザーストーンレザーは油分少なめのスムースレザー。オイルを入れすぎると艶が無くなりマットな仕上がりになると言われていますが、革にはやはり一定の油分は必要です。

レザーコンディショナーはミンクオイルとは違いサラッとした質感。変色の危険性も低く、個人的には油分補給の定番になっています。

同じベックマンの9014には何回も使用していますが、さて、ブラックチェリーの色にはどうでしょうか…

塗布した直後はヌルヌルのテカテカ。このまま数時間放置して油分が浸透するのを待ちます。

軽く乾拭きをした状態。写真では分かりづらいですが、薄めに塗布したのでそれほどマットにもならずに済みました。これで栄養分もばっちりでしょう。

 

仕上げはやっぱりクレム1925で

仕上げのクリームにはいろいろな選択肢がありますが…

今回はクレム1925のニュートラルにしました。

ブラックチェリーのフェザーストーンは経年変化が美しいことでも定評があります。なのでこの靴は無色のクリームを使って自然な色抜け、エイジングを楽しんでいきたいと思っています。

いつも通り指にとって塗っていきます。

全体に行き渡ったら化繊ブラシでクリームを馴染ませます。

数分待って、馬毛ブラシで仕上げた後、シューレースを通しました。

素晴らしいツヤ感。フェザーストーン、ブラックチェリーの色味はやっぱり好きです。

ドレスシューズの顔も持つとも言われるベックマンですが、ぽっこりしたトゥや張り出したコバをみると、レッドウィングらしいワークブーツの印象も強いですね。

一度も足を通していないのでタンの収まりが悪く、まだまだ形状はカッコいいとはいえません笑

 

試着タイム あれ?サイズが…

プレメンテも終了したので早速ですが足入れしてみました。

9014と同じように薄めのインソールを入れて履いてみますが…むむ、きつい

結局インソールは外して薄めの靴下で無事足入れ完了。

中は甲の部分には余裕があるものの、ウィズはややキツメ。9014と全く同じサイズなんですが、新品のベックマンは馴染むまではこんな感じだったような気がします。

しっかりしたアッパーに蝋引きの平紐で、とにかく紐が締めにくいです。写真でもわかるように現状では羽根も開き気味。

ただサイズ感も羽根の閉じ具合も、これからの履き込みで大きく改善していくのは9014で体験済み。これからの変化が楽しみです。

何のシワもなく卵のようにツルッとしたヴァンプ。

数年後にどんな表情が刻まれているか、想像するだけでワクワクします。

私の性格上、大事にしすぎてほとんど変わらない…なんてこともありそうですが笑

 

まとめ

たまたま欲しいと思ったタイミングがプライムデーに重なる奇跡(?)により、新しい相棒を迎える事になりました。

日常使いが出来るようにタフでラギットなレッドウィングを選んだんですが、想像以上に美しいカラーでどうやって履いていくか迷いが出てきました笑

ガンガン履く為に平紐から丸紐への変更も考えていましたが、ブラックチェリーには純正の平紐が良く似合います。しばらくはこのままにしようと思っています。ということで通勤用としては履くのに時間がかかりそうなので、しばらくはプライベート用になりそうです。

最後は紐をきつく締めこんで記念撮影。それではまた。

with A.P.C / petitnewstandard

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