【ドレスライクなワークブーツ】 Redwing9014 BECKMANのススメ!!

ワークブーツファンのみならず、世界中のアメカジファンを魅了するRedwing。

その中で群を抜いてドレス色が強いブーツがベックマンです。

名前の由来は創業者チャールズ・ベックマン。その名前を冠したベックマンブーツは今ではRedwingのアイコンの1つです。今回は、私の所有するモノを中心にベックマンについてご紹介します。

 

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経年変化とプチカスタム

まずは私物の現在の姿。エイジングが体感しづらい黒のベックマンです。

当番回数は多い方ですがキレイな外観。変化が少ないとも言いますが笑

街やネットでよく見るベックマンとは少しイメージが違うかも知れません。元はこんな感じでした。

蝋引きされた平紐がクラシックな雰囲気を醸し出します。これはこれで好きだったんですが履き脱ぎが少し面倒でして。時間がかかるので出掛ける際に妻に怒られる事もしばしば…笑

そんな訳で平紐から、アイアンレンジなどで使用される黒茶の丸紐にチェンジしています。

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あと、コバの部分はナチュラル色からブラウンに着色して、ロウで磨いてあります。元の状態も勿論カッコイイんですが、ウルヴァリンとの使い分けを考えて、このカタチに。丸紐に替えたことで履き脱ぎし易くなり、自然と履く機会も増えました。

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フェザーストーンレザーについて

使用されているのはフェザーストーンレザー、かなり有名ですね。

発売当初、ベックマンにはホーウィン社クロムエクセルレザーが限定的に使用されていたようです。ただキズ付きなどのトラブルも多く、安定した生産が出来なかったようで。

それに代わるものとして、自社タンナーで開発したのがフェザーストーンレザーです。クロムエクセルのしなやかさに、頑強さを加えられたプレミアムレザー。

 

最初に触れた感想は

「うーん…マットな質感…塗膜厚そう…」

で、正直あまり良い印象は無かったです。ただ、最近少しずつ艶が出始めています。やはりレッドウィングのブーツはエイジングを経て完成するんでしょうか。

 

ベックマンソールについて

ソールはレザーのミッドソールにラグソールを半張りしたベックマンソールと言われるものです。ワークブーツらしい見た目でグリップも効きます。問題はウレタン入りの為、加水分解が起こる事。

私のモノはまだその傾向はありませんが、今後も要チェックですね。ちなみに現在はマイナーチェンジを行い品番が9414と変更されています。ソールの原料はラバーとなって加水分解は起こらないとのこと。

その他のディテール

バックショットも。

履き口はパイピング処理されています。これもワークブーツらしい意匠ですね。ステッチは白でカジュアル感があります。

公式では靴クリームの使用が推奨されていますが、レザードレッシングでマットに仕上げることも可能だと記載されています。ただ色付きのクリームを使用すると、ステッチまで染めてしまうので悩みどころですね。個人的にはこの白ステッチは残しておきたいところ。

実際のメンテナンスの様子はこちらをどうぞ。

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ベックマンのサイズ感について

Beckman9014のには#8のラスト(木型)が使用されています。ゆったりめでクセの無い名ラストですね。

私の足のサイズは 足長:257mm 足囲:253mm 足幅106mm。

ベックマンはUS7.5/Dでジャストです。

履き始めは小指に多少痛みもありましたが今は薄いインソールを入れるまでに。馴染むもんですね〜。

どんなコーデにも合わせ易いのもベックマンのいいところですよね。ラフにロールアップしてもワーク感が強調されてかっこいいですし、細めのデニムでドレッシーに合わせるの有りかと。靴下の色味で遊んでみたり…

 

 

まとめ

公式ではクラシックドレスに分類されているベックマン。確かにドレス的な要素もありますが、そこはレッドウィング、絶妙にワークブーツの要素を散りばめて、カジュアルに履ける工夫がされています。

個人的には綺麗目なワークブーツというのがしっくりきます。最近はベックマン フラットボックスという先芯の無い、茶芯レザーを使ったタイプも発売されました。…履いてみたい。

最後は着画を。。ではまた!

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