【Redwing8111メンテ】やっぱりアイアンレンジャーにはこのクリーム!

すっかりブーツが活躍する気温になってきましたね。同時に私の中で秋は毎年1回のブーツメンテの季節でもありまして…

ブーツ好きなら分かってくれると思いますが、履くのと同じくらい「メンテは楽しい時間」なんですよね~。

で、今回はコチラを。

通勤にプライベート、最近は犬の散歩でも履く、我が家のエース「レッドウィング8111」です。

油分を多く含むアンバーハーネスレザー。ブラッシングだけでワークブーツとしては十分な艶感が維持できるのでついついお手入れもさぼり気味。気が付けば前回のフルメンテから1年半!

乾燥してるようには見えませんが、汚れはかなり蓄積されているはず。しっかり綺麗にしてあげましょう。

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…の前にブラッシングしながらエイジングをチェック

本格的なクリーニングの前に恒例のエイジングチェックです。

バックショットは小傷と擦れて黒くなった部分で少々汚く見えますね。ワークブーツらしいといえばそうなんですが、過保護主義の私からすれば、もう少しクリーンにしたいところ。

やっぱりシャフトのシワ感は最高です。なんですが、シワの凸部分がパンツと擦れるのか黒くシミになっています。

オイルドレザーなのである程度は仕方ないとは思いますが、もう少しだけ自然に馴染ませることができれば。ここが今回のお手入れメインターゲットになりそうです。

締め上げるシューレースの形がしっかり残ったタン。ビーフジャーキーというかチャーシューみたいです。

レースステイの裏までしっかりとブラッシングして準備完了

 

クリーナーはちょっと強めの・・・

今回はクリーニングそのものががメイン。

というわけで用意したのは「Bootblack トゥーフェイスプラスローション

以前のクリーナー比較実験で、汚れに対してはM・モウブレイのステインリムーバーと同等の洗浄力を発揮したクリーナー。

少し強めに擦るとレザーの色素も抜けるような場面もあって、逆にオイル分の黒シミを除去するのにはこちらの方が適していると判断しました。

油性の汚れにも水性の汚れにも対応できるよう、2層に別れた水溶液をしっかり混ぜて使います。

1年半ぶりのクリーニング。ウエスに染み込ませてなでるように擦っていくんですが、拭けば拭くだけウエスに汚れが移ります。

止め時が分からず、ぐずぐずしているうちにどんどんクリーナーを吸い込んで濃くなっていくアンバーハーネスレザー。焦る私。

そんなこんなで、何とか両足ともクリーニング終了。

1枚ベールを剥いだようにクリーンな色味になりました。いやぁこの透明感。途中ちょっと焦りましたが、時間が経って乾燥すれば最終的にいい感じ。

アンバーハーネスとトゥーフェイスローションは相性が良いような気がします。

側面の黒ずみもかなり薄くなりました。この後の仕上げでもっと馴染んでくると思いますが、まぁ完全になくなってしまうのも寂しいですし。

 

仕上げのクリームはやっぱり・・・

前回はツヤが魅力のシュプリームクリームで仕上げましたが、浸透力が高すぎたのか少々色味が濃くなってしまってしまうのが難点。

なので今回は原点に戻って定番コンビのこの2種類です。

「M・モウブレイ デリケートクリーム」

「M・モウブレイ アニリンカーフクリーム」

カラーに影響が少ない定番の安心感。そもそも油分保有力の高いアンバーハーネスなので、特別なケアは必要ないのかもしれません。

いつものようにデリケートクリームから指で直接塗り広げます。

豚毛ブラシでマッサージしながら革の奥にまで届くように強めのブラッシング。

アニリンカーフクリームも同じように指で塗布してハンドポリッシュしていきます。

そのあとはもちろん豚毛で熱を帯びるぐらい強めにブラッシング。徐々にツヤが出てきてワクワクする瞬間です。

1時間放置したあと、表面に残ったクリームをウエスで拭き取っていきます。シューレースを通したら・・・

ジャン!完成です!

前回よりツヤは抑えめながら、鈍い光を放つ「きれいめワークブーツ」な仕上がりに。

残ったレザーの濃淡、シャフトのシワ感もあって新品の輝きとはちがう、迫力のある表情。やっぱりレッドウィングは履き込んでこそなんだと、改めて認識させられます。

気になっていた側面の黒ずみはクリームで上手く馴染んでくれました。

前側の下がった独特の履き口。シャフトの凹凸。横顔も男前です。

 

試着と着画と自己満足と…

さて、個人的にはメンテ後最大のお楽しみ。試着タイムです。

真上から。やっぱり丁度良い艶感。

通勤にも使うワークブーツといえども履いているときの特別感は失いたくないんですよね。なのでマット過ぎるよりは程よくツヤが乗っている方が好み。

エイジングはゆっくりですが、着実に変化を感じています。シャフトの凹凸はもっと出てもいいぐらい。数年履いてこれなら死ぬまで履けそうな気がしますが

実はジャストよりハーフサイズ大きめ。ただ最近はあまり気にならなくなってきました。スピードフック仕様と合わせて履き脱ぎも爆速。これからもガンガン活躍してもらうつもり!

 

まとめ

1年半ぶりにフルメンテしたアイアンレンジャー。これで今シーズンも気持ちよく履き続けることができそうです。

こうやってまめにお手入れすることを「リセットされる」と嫌がる方もおられますが、個人的にはしっかりメンテして、それでも滲み出るものが本物のアジだと思っています。これからも大切にガンガン履いて行くつもり。

しっかり洗浄して軽くクリームを馴染ませる、特別なことはしないのがアンバーハーネスには合っていると思います。今回のお手入れも満足度100%。

最後は脱いだ状態で1枚。それではまた。

ルードスタイル REDWING 8111 IRONRANGERのススメ!!

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