たっかい生デニムなんて買う理由ある?
そもそもカッコよく色落ちするとは限らないし。
特別なテクニックが必要なんじゃないの??
すべて自分が実際に思っていた事です。ひっくり返したのは会社の同僚。
今では加工物を買う気にならないし、たぶん次に買うのも生デニムだと思います。
ジーンズにお金をかけて、時間をかけて、その分愛着が湧いて…いやホントにオススメです。
私が最初に手に入れたのはStudiodartisan sd-105 でした。
今から8年くらい前だったと思います。今回はこのジーンズを含めて私物のエイジングを中心に生デニムを穿き込むことの素晴らしさをお伝えできれば・・・・
Studiodartisan sd-105 のエイジング
まずは現在の姿。
実は穿いててない時期もあって、実際の穿き込みは2年くらい。
後ろ姿も。
個人的には良い雰囲気に育ってくれたと思っています。
立体的なヒゲ、インディゴの色落ちがつくる濃淡のグラデーション、膝裏のハチノス。
あれだけ硬かったデニムが自分の体に沿うように変化していくのは楽しい体験でした。
現在では素晴らしい色落ち加工をされるメーカーもたくさんありますが、自分の動きに合うようなシワ、色落ちは生デニムを穿き込むことでしか手に入りません。
購入のいきさつ
購入のきっかけになったのは前述した同僚。
ある日いい感じのジーンズを穿いてきてたのでどこのブランドか聞いたところ
「エビス。自分で穿き込んで色落ちさせるのが好きなんですよね〜」って。
…おいおい、どんな魔法だよ。「穿き込んで」って、デニムマイスターかよ。
で、穿き込まれたジーンズは、イメージと全然違って、クリーンでナチュラルでした。
当然、色々聞きました。洗濯方法やら、穿き込み期間やら…
うん、自分にもできそう。明日買いに行こう。
ダルチに決めたのは、単純にパクリが嫌だったのと、日本製デニム創成期から活躍している老舗だということ。
それに大阪に直営店があって試着もできます。
早速お店を訪問し、店員さんに相談しながら試着。店員さんのオススメはsd-103タイトスレート。
しかし穿いてみるとどうもしっくりきません。ウエストはキツいのに太ももから下はダボダボ。
ちょっと野暮ったく感じます。(後日、購入する事になりましたが…笑)
現在ではsd-107というかなり細めのモデルもありますが(これも後日購入)当時はこちらが1番細いモデルでした。
店員さんに不満な点を伝えると、次に勧められたのがsd-105 ブーツカットモデルでした。
ブーツカットなんてそれまで穿いたこともないし考えた事もありませんでした。
店員さん曰く、フレアも自然で違和感は少ないとのこと。
まぁ穿くだけはいてみるか。
で足を通すと先程とは違い、太ももの余裕も丁度良い感じ。
懸念していた膝下のフレアも主張し過ぎません。それにちょっと足長に見えるような…
即購入。店員さん、流石です。
「穿き始める前に、ノリを落としてしっかり縮ませて下さい。裾上げはそれからにしましょう。」
ファーストウォッシュ
言われるがまま、持って帰ってノリ落とし。
の前に記念撮影しました。昔の写真なんで画質は勘弁してください笑。
特別な作法はなく、洗剤を使わず洗濯機で2度洗い。
乾燥機を使用するか天日干しのどちらでもいいとの事でしたので、天日干ししました。
カッチカチでビビりました。
ホントに自立するもんなんですね〜
それからは穿く度に色落ちをチェックしてました。が一向にその気配は無く…
洗濯もだんだん適当になり、洗いたくなったら洗濯機で水洗い。
そんな感じで1年ほど。太ももにヒゲや膝にアタリが出始めると一気に楽しくなりまして
気付いたら最初の写真くらい色落ちしてました。
まとめ
洗濯の回数やら、変なシワが付かないように気をつけるとか・・・
細かい事は結構どうでもよくて、愛情を持って穿き続けることの方が大事だと教えてもらったジーンズです。
懸念していたブーツカットのフレアも気になりません・・・?
目立たない…てかテーパーしてる?
その通りこちら、カスタムしちゃいました!
そのあたりは別記事で。
結論。ジーンズには拘っていきましょう。ダルチはオススメ一番手です!