反ミニマリスト宣言 愛するモノに囲まれる幸せを

ミニマリスト、断捨離など「モノを持たない」事が称賛されるようになって、どのぐらい経つでしょうか?

気づけばテレビやネット、本や雑誌など、様々なメディアでその生活ぶりが特集され、今ではほとんどの日本人が知る言葉になっています。

我が家でもかつて、私のジーンズ、愛靴達がやり玉に挙げられて苦労した思い出が…

もともと天邪鬼な部分がある私ですので、この流れに反発するのは当然のなりゆきです。

愛する我が家のブーツやジーンズ達を守る為にも、改めて宣言しておこうかと笑

 

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「ミニマリスト」への違和感の正体

どうして自称ミニマリストを懐疑的に見てしまうのか、色々と考えてみたんですが、やっぱりメディアの推し方に違和感があるんですよね。

テレビではミニマリストを称賛するような特集を組む一方、間に挟まれるCMでは消費を喚起する矛盾。このコンビネーションを実際にTV番組で見たときはさすがにズッコケました笑

穿った見方かもしれませんが、要はミニマリストという考え方を利用して、消費のサイクルを早く回そうとしているんじゃないかとさえ思えてきます。

あと、リジッドジーンズに白シャツ、黒縁メガネ、PCはマックブックという、いわゆる「ミニマリストファッション」

別に悪いわけではないんですが、判で押したようにみんな同じ格好なのが個人的には好きになれません。

ただ世の中にはこういったメディアに影響される方は一定数おられるようで、時にありがたいアドバイスを頂く事も。

そのほとんどが「モノを持ち過ぎている」とか「モノを減らせばスッキリする」といった表面的な話で、こういったプレッシャーを受ける度にどんどん敬遠するようになっていきました。

結局、本当に必要なモノなんて人それぞれですし、誰かに言われてモノを買ったり減らしたりするように出来てないんですよね。私の場合は。

一度違和感を覚えてからは、自分の中ではあっという間に「自称ミニマリスト=怪しい人達」の図式が完成。

 今では「意識高い系」と同じような底の浅さを感じてしまいます。どことなく格好も似てるイメージ。

photo credit: shixart1985 Coffee and closed Macbook on wooden table. via photopin (license)

 

ミニマリストとは

そもそもミニマリストとはどういった人達の事を指すのか、今まであまり考えたことも無いですが

「生活感のないオシャレでモダンな部屋」

「モノに執着しない自由な精神」

「所有するモノを減らす事で、逆に自分の大切なモノが見えてくる」

私がイメージするのはこんな感じでしょうか。

よく極端な例として挙げられるのは、机一つとmacbookがあるだけの生活感ゼロの部屋。

ここまでくると私には正直何が楽しくて生きているのか、到底理解出来ません。もう疑問しか湧きません笑

私の理想の部屋は右を見ても左を見ても、お気に入りが並んでる棚があって、自分にとって宝箱のような場所です。所さんの世田谷ベースみたいな。

もう少し調べると以下のように定義されているようです。

持ち物をできるだけ減らし、必要最小限の物だけで暮らす人。自分にとって本当に必要な物だけを持つことでかえって豊かに生きられるという考え方で、大量生産・大量消費の現代社会において、新しく生まれたライフスタイルである。「最小限の」という意味のミニマル(minimal)から派生した造語。

引用:コトバンク

考え方としてはすごく理解できます。使い捨てるようなアイテムには愛着は湧きづらいですよね。私が所有するブーツもジーンズも、私にとってとても大切で本当に必要なモノ。所有するのはそういうお気に入りだけにしたいと常々思っています。

…あれ?

…ちゃんと調べてみると、イメージと違ってきましたね。これは困りました。どうやら私はミニマリストなのかもしれません笑

photo credit: Mary and The Baby Cheeses An empty room, a couch and a ran, on the floor. via photopin (license)
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反ミニマリスト宣言!

人間の1日の判断量には上限があるといわれています。何を食べようか?何を着ようか?など、日常生活は小さな判断の連続です。

ミニマリストと呼ばれる人たちは、こういった瑣末な問題で貴重な判断量を消費しないので、高度な判断力を一日中キープできるとのウワサです。

ただ、私にとってその日の靴選びは最高に楽しい時間ですし、色落ちしたジーンズを眺めてニヤニヤするのも至福のひと時。こんな楽しい判断を放棄するなんて考えた事もないです。

そういう意味で、現在所有する靴約20足、ジーンズが20本近くというのも、多すぎるとは思っていません。

勿論、着用しなくなったものは必要に応じて処分することはありますが、モノを減らす事を目的にする事はこれからも無いでしょう。

厳選して厳選して、それでも欲しいものは手に入れますし、手に入れたものは目一杯愛します。

それがミニマリストと呼ばれるのか、マキシリストなのか、はたまた、どちらでも無いのか…

結局、言葉の定義なんてどうでもいい事なんですよね。

大事なのは「自由」であること。

流行やトレンド、年齢や性別にすら縛られず、自分が本当に良いと思えるものを探し、身に付ける。その中で感じたこと、面白かった事なんかをこれからもこのブログで共有していければなぁと思っております。

このブログも開設からもうすぐ半年になります。この先どんな方向に進んだとしても、この宣言から大きくズレることはないと思っています。今後とも緩くお付き合い頂ければ!それではまた。

 

 

 

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