【Alden40218HC】タンカーブーツのススメ②!! ~プレメンテとシワ入れ編~

たっかい関税に大ショックを受けつつも、実際にブーツを開封したらテンション爆上がり・・・

ジェットコースターのような感情の起伏をそのままに、ただ書き連ねた前回のエントリー。

FYI

5月のはじめ、春の陽気が気分をウキウキさせてくれる、明るい季節です。某オークションで落札した「Alden」がいよいよ我が家に向けて発送されたとの情報が。落札してから約2週間。気になって何度も追跡情報を開いては閉じ、開[…]

やっぱりもう少し落ち着いて書かないと…

 

って??

いやいや。

ここは「The room of ramshiruba」

心のままに、楽しい時はテンション上げて行きますよ~。ライブ感こそ当ブログの醍醐味。(読みにくかったらごめんなさい)

最高のブーツには最高のプレメンテを!!前回の続きです。

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タンカーブーツに最高の下準備を!

アメリカから遥々海を越えて我が家へやってきたタンカーブーツ。

前オーナーの保管状態もわからないので、プレメンテはしっかりめに。

まずはシューレースを外して馬毛ブラシでホコリ落としからです。

といっても、ほとんどホコリの堆積は無し。意外と良い保管状態だったのかもしれません。

クリーニングは「M・モウブレイ / ステインリムーバー」で。

水に弱いコードバンに対し、液体クリーナーの使用ってどうなの??って毎回思いますが、今まで大した問題も無いのでセーフ、セーフ。

ウエスに適量を取って、円を描くように軽く拭きあげていきます。

すでにクリームが塗られていたのか、みるみるうちにコードバン色にウエスが汚れていきます。

スッキリしたところで、いつもの「デリケートクリーム」登場です。

ほぼ水分のこのクリーム。コードバンには悪影響の方が大きいような・・・

ココ!!

内張りの上部、補強用のこの部分はおそらくカーフスキン。見た目にも乾燥が目立つのでしっかりクリームを塗っておきます。

順調に下準備完了、いよいよ仕上げです。

 

最高のクリームで最高の仕上げを!!

今回はこの「Saphir Noir / コードバンクリーム」を使用します。

コードバンに特化して特別に処方された専用クリームだそうです。
通常ラインの1925は「油性」と表示されているの対し、こちらは「乳化性」。艶出しよりも栄養を浸透させることに重きを置いた仕様で、プレメンテには最適。

指で直接塗っていきます。

クレム1925と比べると少しダマになる感覚がありますね。う~ん。やや伸びが悪いかも。

薄く全体に塗り広げた後は、コードバン特有のコレ。

クリームの滑りを利用して、かっさ棒で毛羽立ちを抑えます。

長く履いていると履きシワが毛羽立って白くなってきます。それを押し付けるように寝かせて輝きを取り戻そうというモノ。

あ、

プレメンテでやる必要は全くない工程ですね笑

あくまでコードバンをメンテしている雰囲気を感じたい、という私の趣味でして。

気が済んだので、いよいよブラッシングタイム。熱を帯びるぐらい必至に擦ります。

少しでもクリームが浸透する様に願いを込めて・・・

数十分放置して、それでも吸収しきれなかったクリームはネル生地のウエスで拭き取っていきます。

で。

プレメンテ完了!!

おぉ…

革のダイヤモンド、コードバンらしい輝きを放つタンカーブーツ。今回もワックスは無し。自然な艶感で十分です。

新品の靴紐がまだ馴染んでいないのでフワッとしていますが、それでもこのオーラ・・・

コードバンのツルっとした質感を感じられるバックショット。

これはもう。

最高の仕上がりです。

興奮しすぎて鼻血が出そう。

 

足入れ。ハーフサイズ上げた効果は??

すでに所有している2足のAldenはどちらも「US7D」

以前、お店で試着した短靴は、バリー7.5Dだと足が遊ぶほど余裕があったんですよね。ただ、実際購入した7Dのブーツはかなりタイトで、現状スーツ用の薄い靴下でないと履けない状態・・・

今回はかなり迷ったんですが、「US7.5D」と、ハーフサイズアップを選んでいます。

いざ・・・

シュポッ

ジャストフィットの時に聞く、足入れと同時に空気が抜ける音・・・

こ、

これは、

 

 気持ち良いぃぃぃっ!!!

レギュラーソックスで痛みは無く、どこまでも歩けそうな履き心地です。ハーフサイズアップで大正解だったようですね。イヤッホーイ!!

あぁ・・・これまでの2足。どうしよ。

羽根が閉じ切ってしまうのではないかと心配していましたが、この通り。ちょうど良い開き具合で、心配は杞憂に終わったようです。

私の足のサイズは実寸で 足長:257mm 足囲:253mm 足幅106mm。

バリーラストのブーツはUS7.5Dがジャスト、これは確定でいいんじゃないでしょうか!

 

これもコードバンの楽しみ!シワ入れの儀

履きシワの形状によってその靴の表情は大きく変わりますが、コードバンの靴は独特な艶感のせいか、その傾向が顕著に表れます。

さらに、一度ついたシワは2度と書き換えることができないので、新品の状態で理想的なシワになるように癖をつける必要があるんですよね。

初コードバンに最高のシワ入れを!! Alden 53202PTB プレメンテナンス編

とはいえ、本当はどんなシワが理想なんだろう…

わざとらしくなりすぎるのもカッコ悪いしなぁ…

う~ん。

おりゃ!!

漢のノーガイド皴入れ。グイッ

ふぅ。

皴入れ2秒で完了。

 

着画とまとめ

そもそもタンカーブーツにはワイルドな印象があって、履きシワも不揃いの方がカッコ良いと思っています。特に今回は完全な新品でもないですし。

それにしても、バリーラストのタンカーブーツって…

バランスが最高過ぎません?

ジーンズにもバリバリにハマるカジュアルさもあり・・・

横顔はスマートでドレッシー。

 

想定外の関税支払いから嵐の予感がしていましたが、無事にプレメンテまで完了。結果的には、仕上がりにもブーツ自体にも大満足のハッピーデイになりました。

今回のAldenはサイズにも余裕があって、早めに出番がやってきそうです。

いつごろ再登場できるのか、今後のエイジングレポートにご期待ください。

それではまた。

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