夏場の革靴は臭いが心配?そんな悩みを即解消!スニーカーにも【靴臭い対策のススメ!!】

夏の蒸れる足元を支える革靴。お気に入りはどんな季節でも履いていたいモノ。ただ履く回数が増えるにつれ、匂いが気になる…なんて事はありませんか?

日常生活で靴を脱ぐ場面なんてヤマ程あります。その度に、何とな〜く他の人から離れてみたり。

実は私も中年といわれる年代に入り、仕事終わりの体臭も気になる年齢になってきました。

ただ足の匂いに関しては、若い頃と比べても逆に少なくなっています。というよりほぼ無臭(妻談)。

一足のスニーカーを壊れるまで履き続けていた10代の頃。1日のバイト終わりには結構臭かった記憶が…

photo credit: Chris B Richmond Head Over Heels via photopin (license)

そんな頃から様々なライフハックや、アイテムを使ってケアしてきました。その中から効果が大きかったものや、逆にほとんど意味の無かったモノまで、私の経験を踏まえてご紹介します。

大切な革靴やブーツを長く、気持ちよく履き続ける為にも、臭い対策は必須。

今回は☆マークでオススメ度を表示しています。参考にして頂ければ。

 

スポンサーリンク

どうして臭いが発生するのか?

人の足は1日でコップ1杯分の汗が出るといわれています。

それだけ濡れた靴を放置すれば、臭くなるのも容易に想像できますね。

ただ勘違いしがちですが、臭いの原因は汗そのものではなく、汗や皮脂を栄養分とする「雑菌の繁殖」です。

1日中履いた靴の中は高温多湿な状態になっています。靴下のカスや皮脂などの栄養分が豊富で高温多湿。この環境をどうクリアするかが靴を臭わなくするポイントです。

こういったメカニズムを理解していれば断然、対策も立てやすくなります。

photo credit: CJS*64 Refreshed ! via photopin (license)

 

ライフハック系の臭い対策

10円玉を入れておく【☆】

有名なライフハックです。銅製の10円玉は水分と反応すると銅イオンを発生させ、除菌効果があると言われています。

やり方は簡単で、数枚~10枚程度の硬貨を靴内に入れて一晩置くだけ。

ほとんどコストがかからないのでお手軽ですが、正直効果は微妙。

10円玉を取り出すのも面倒で、すぐにやめてしまいました。

コスト☆☆☆☆☆
効果
オススメ度

 

重曹【☆】

靴の匂いの原因である雑菌の老廃物は酸性です。そこにアルカリ性の重曹を加える事で中性にしようというもの。

菌の増殖自体を抑えるわけではありません。

水で薄めてスプレーしてもいいんですが、私はお茶のパックにくるんで靴内に入れてました。

ただこれも効果は薄いですね。

白い粉が靴内に落ちるのもちょっと…

コスト☆☆☆☆☆
効果
オススメ度

 

靴数を増やしてローテーションの間隔を空ける【☆☆】

photo credit: vwcampin Running via photopin (license)

靴の内部までしっかり乾燥させることで雑菌の繁殖を抑えようという対策。

私の場合は、1日履いた靴は最低中2日ぐらい間隔を空けて着用するようにしています。

幸か不幸か、私には履きたい靴は山ほどあって、順番に履けばこのぐらいの間隔は空いてしまうので、効果のほどは・・・分かりません笑

コスト
効果☆☆
オススメ度

☆☆

 

丸洗い【☆☆】

レザーで作られた靴でもキチンと手順を守れば自宅で丸洗いすることも可能です。

それまでの汚れもリセットできるので気持ちよく履き続ける事ができます。

ただ、型崩れやひび割れが起こる事もあり、リスクも大きいので頻繁には行えませんし、オススメ度は低め。

私自身も何度かブーツの丸洗いを実施しています。

関連記事

6年間履いたPepejeans london workboots/ぺぺジーンズロンドン ワークブーツ。知識がほとんど無かった時代に購入した、アパレルブランドのワークブーツです。着用写真に惹かれて通販で購入しましたが、今見ると安っぽい[…]

失敗したときのダメージを考えると・・・少しでも不安がある場合は丸洗いサービスを行っている店舗へ頼むべきかと。

コスト☆☆
効果☆☆☆☆
オススメ度

☆☆

 

靴の素材・製法を考える【☆☆

実は個人的にかなり違いを感じています

靴が好きになってから手に入れたものは革靴でも、中モノにコルクが使用されていたり、ライニングが本革だったりで、以外と吸湿性や通気性があったりするんですね。

アウトソールまで本革だとさらに効果大です。

昔、父親が毎日履いていた革靴はおそらくガラスレザーのアッパーとセメント製法でつけられたラバーソール。あれは臭かった…危うく気を失いそうになるほどで笑

自分でもゴム製の長靴を長く履いていた頃があったんですが、それなりにケアしていても少し臭ったような記憶があります。

対して、グッドイヤー製法で作られた本革のブーツは何年も履いているんですが、今も革のいいにおいしかしません。

感覚的にはローテーションの間隔を空けることよりも効果が大きい印象です。

コスト☆☆
効果☆☆☆
オススメ度

☆☆

 

アイテムを使用した臭い対策

フットスプレー【☆☆】

足からの発汗自体をコントロールして靴内を雑菌が繁殖しにくくしようとするもの。

様々なメーカーから発売されていますが、私が愛用していたのはAG+。

最初はかなり効果を感じていました。

朝スプレーすると仕事終わりまでしっかり効果が持続していたので、これさえ有れば無敵…ぐらい思っていたのですが。

数年前にマイナーチェンジがあったようで、残念ながら効果は半減してしまいました。

その後、他のメーカーのモノも試してみましたがどれもイマイチ。

現在は使用していません。

コスト☆☆☆
効果☆☆
オススメ度

☆☆

 

Gran’s Remedy/グランズレメディ【☆☆☆☆】

ネットでも圧倒的な支持を集める魔法の粉。フットスプレーに見切りをつけて切り替えました。

まさに評判通りの実力と言っていいかと。

使い方も簡単で履く前に小さじ一杯程度を靴内に振りかけるだけ。

ダイソーなんかで売っている調味料容器に入れておくと、塩胡椒をかける要領でササッと振りかけられるのでかなり便利です。

何年も履いていた長靴が殆ど匂わない程度に復活した記憶もあって、ポジティブな印象が強いですね。

ただ、こちらも今は使っていません。

理由は粉を直接お気に入りの靴内に落とすことに抵抗が出てきたからで、効果は間違いなくあるといって良いでしょう。

コスト☆☆☆☆
効果☆☆☆☆
オススメ度

☆☆☆☆

デオナチュレ ソフトストーン【☆☆☆☆☆☆】

うん。最強ですね。

これ以外のアイテムは必要ないといっても過言ではありません。

主成分は焼ミョウバンという天然のデオドランド成分で、本来はワキに塗る商品らしいのですが、足裏に塗っても全く問題なく効果を発揮してくれています。

パッケージもスティック状になっていて使いやすく、朝の忙しい時間でもサッと塗ることが出来ます。

効果は抜群で、これのおかげで夏でもブーツを履こうという気になれました。今回紹介する中では1番のオススメです。

コスト☆☆☆☆
効果☆☆☆☆☆
オススメ度

☆☆☆☆☆☆

 

レッドシダーウッド シューツリー【☆☆☆】

ワークブーツにシューツリーは賛否が分かれる所ですが、私は断然入れる派です。

中でもレッドシダーウッドを使用したシューツリーは、消臭や防虫にも効果があると言われています。

私にとってシューツリーはシワを伸ばすというより消臭と湿度の維持が主な目的になっています笑

実際、シューツリーを取り出すと爽やかな木の香りがして、毎朝気持ちよく足を入れる事ができますよ。

ただ一度付いた匂いを除去できるほど効果は強くないので、どちらかというと匂いを付けない為の予防策として考えた方が無難かと…

コスト☆☆☆
効果☆☆☆
オススメ度

☆☆☆

除菌消臭スプレー【☆☆】

ファブリーズに代表される、雑菌自体を除去するスプレーです。

これが思ったより効果が弱い気がします。

1度臭くなった靴はファブリーズ程度ではビクともしません。スプレー直後は消臭できたと思っても履いていればすぐ臭いが戻ってきます。

こちらも消臭と言うより予防として使用する方が良いと思います。

私の場合、夏場にかなり汗をかいた日は、帰宅してすぐ除菌スプレーをする事があります。愛用しているのは「消臭元」スプレー。

染み込んだ汗が乾くまで時間がかかると、雑菌が増殖しやすくなる(生乾き臭の発生を想像して頂ければ)ので、その前に元を除菌するイメージです。

コスト☆☆☆
効果☆☆
オススメ度

☆☆

 

まとめ

一度靴に付いた臭いは滅多な事では取れません。酷くなると丸洗いしても、数日で臭いが戻ってくることも。

そうなる前に手を打っておく方がコストも手間も少なくて済みます。

なかでもダントツのオススメはデオナチュレ。ほかの対策が必要ないと思える圧倒的な効果で、この記事の価値を殺してしまいそう笑

もし、既に靴が臭っている場合はグレンズレメディーをオススメします。1~2週間継続すれば効果が実感できるはずです。

現在私が実際に臭い予防として行っているルーティンは3つ。

1、出かける前に足にデオナチュレ

2、履いたあとの靴はそのまま玄関で一晩乾燥

  (汗をかいた場合は除菌スプレーも)

3、翌日にシューツリーを入れて靴箱へ

靴の嫌な臭いをしっかり防いで、夏も気持ちの良いシューライフを!それではまた。

 

スポンサーリンク
最新情報をチェックしよう!